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サラリーマンの世界はこんなに煩わしくて面倒くさくて大変!

by sydneyellenwade

人生を豊かにするものとは?

プロミスがすごい人間だということは、約6年前の入社前研修のときから知っていた。
でも、今回、彼の結婚披露パーティに出席して、それは想像をはるかに超えていた。
結婚式の2次会というにはスケールが大きすぎるし、BINGOをして終わるような一般的な2次会とは趣が異なる。出演者の関係上、詳細を記載することはできないが、いろんなことを感じて、そして考えた1日になった。

プロミスは、あらゆる意味で自信を持っている人だといえる。
世の中には、自分を大きく見せるために虚勢を張る図々しい人もたくさんいるが、
彼にあるのは事実に裏打ちされた、いやみのない本物の自信だ。
そして自分の持てる実力を過小評価することなく、ただ自分を信じてあげて、
それに見合う努力ができる人。ひたむきに一生懸命になれる人。
彼を見ていると、自信を持てるということは、
人生を豊かにする一要因なのかもしれない、と思う。
その自信が、例えば、親の実力や地位、家柄、自分の外見、体力、頭脳そういった生まれ持ったものだったとしても、良いか悪いかは別として、自分に自信があるからこそ人生に積極的になれる。失敗を恐れず、ひたすら前に進める。何よりも、自分の自信が、あれもしたい、これもしたいという目標や希望を生むのかもしれない。確固とした夢や目標、希望が持てるとき、人は、そのこと事態に感謝すべきなのかもしれない。

プロミスは同期の中でもトップクラスと言えるほど、ビジネスマンとして優秀ではあるが、それと同時に、音楽ではプロになれるほどのレベルなのだ。
彼が生まれたとき、自宅には父親が使っていたドラムセットがあったという。
父親も音楽が好きでプロのドラマーを目指していたとか。
親の人間性、価値観、教育方針が子供にもろに反映されるのは当然のことではあるが、
趣味や嗜好のレベルにおいても同様なのかもしれない。
以前、職場の仲間とプライベートで出かけたとき、クラッシック音楽の話題になって全くついていけず、つらかったことがあった。それなりに豊かで文化的な家庭においては、クラッシック鑑賞も、美術館めぐりも、子供が小さいころから日常レベルで行われるのだ。
親に文句を言うつもりは全くないが、うちの家庭は文化的な生活よりも子供を大学まで行かせるために生活を切り詰め、文化的な活動も何もなかったような気がする。個人的な趣味に崇高も低俗も関係ないとは思う。ただ、崇高な話題についていけない自分に劣等感を感じ、今の自分にまともな趣味がないことを悲しいと思いながらも、子供を立派に育てるため自分たちの楽しみを後回しにしてくれた親には感謝しなければ、と思う。

プロミスはおそらく、大学時代、勉学の傍らで音楽でもプロになるべく必死で音楽活動を続けていたのだろう。大学時代にてきとーに気の合う仲間とつるんで遊んでいるより、プロ並の趣味を持って、一生懸命にやっている方がずっと生産的で人間としても成長するように思える。
趣味に限らず、恋愛でも仕事でも友情でも、どんな場面でも結局、本気になれるかなれないか、それがその人の生活の質を決めるのかもしれない。私自身、常にそうありたいと思う。

プロミスのように、2つのフィールドでプロ並というのは、その人をとても魅力的に見せる。
仕事ができるのは、それだけで評価されることだろう。
でもそれ以外でもプロと言えるほどの腕があれば、その人の人生を豊かにしてくれるだろう。

これと言って、趣味と言えるものがない私、何でもいいから、少しづつやっていこうと思った。
by sydneyellenwade | 2005-07-26 15:51 | その他 生きる